マルマ松本商店のお届けする「北の漁師の晩ごはん」は、
オーナーの少年時代、母が手づくりする
あったかい晩ごはんの記憶から生まれました。
ここ紋別で漁師を営んでいた父は、
夜中から沖に出て日が暮れるまで漁を続けるのが日課。
船の上ではろくに食事もとらず、くたくたになって帰ります。
そんな父が一日で一度、
ゆったり腰を落ち着けて食べられるのが晩ごはん。
疲れを労うように、母が腕によりをかけて
つくる料理の数々は、父の楽しみのひとつでした。
漁期になると毎日のように山盛りのかにが
大きな釜で茹でられ、
母は夜ごと台所でコツコツと身をほぐしていたものです。
おふくろの味、手づくりの味を大切に
「北の漁師の晩ごはん」を再現しました。
オホーツクの寒流に育まれた
ズワイガニをはじめとする海の幸を、
ひとつひとつ心を込めておつくりしています。